ブラック企業と言う過酷な労働環境のなかで社会人として仕事を責任を持って取り組み姿勢が身についています。
20代なら仕事に取り組んできた姿勢をアピールすれば転職に特別なスキルが無くても希望の通りの転職が可能です。私自身の転職経験を紹介しましょう!
ブラック企業を辞めたいと思ったら他社と比較するべき
他社と比較しなくてもサービス残業が多く、残業代が支払われない会社は退職を見据えて転職活動を始めた方が良いです、
ブラック企業で働いていると、競合他社や取引先もブラック企業であることも珍しくない為、世の中はブラック企業が普通なんだと諦めてしまいがちです。
しっかりとした企業体質でホワイトな職場もあることを理解することで、自分も転職すればホワイトな働き方が出来ることが理解出来ます。
ブラック企業が普通ではないことを理解するために、他社との比較をしてみましょう。
自分の会社がブラック企業かの判断ポイント①【残業時間】
他社と比較するポイント①は残業時間です。
時間外労働は原則月45時間です。それ以上に残業している人はブラック企業の可能性があります。
残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、
臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。出典:厚生労働省HP https://hatarakikatakaikaku.mhlw.go.jp/top/overtime.html
但し、会社員の月の残業時間は最大80時間まで、年間720時間と言う上限があるので、45時間以上の残業をしていても完全にブラック企業とは言い難いです。
- 残業代が正しくに支払われている
- 原則月45時間、上限でも80時間以内
- みなし労働時間制で実際に残業した分の給料が支払われていない
注意すべきなのが、『みなし労働時間制』と呼ばれる残業時間分を固定で支給される制度です。
私がブラック企業で働いていた時も『みなし労働時間制』で40時間分の残業手当しか貰えていないのに200時間を平気で超える残業をしていました。
みなし労働時間制とは?
みなし労働時間制とは、簡単に言えば残業手当が毎月固定額で支払われる制度です。
私が働いていたブラック企業では、40時間を固定として残業代に毎月支払われていました。
事業場外みなし労働時間制は、事業場外で労働する場合で労働時間の算定が困難な場合に、原則として所定労働時間労働したものとみなす制度です。
出典:厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/roudouzikan/index.html
残業固定といっても本来であれば、規定の残業時間を超えていれば、超えた分は正しく支給されます。
ただし、『みなし労働時間制』を採用している会社では、時間内に仕事が終わらなかったのは自分の責任だという風潮があり、正しく申告しにくい場合があります。
正しく残業代を申告出来ずにいる場合は、ブラック企業でと判断して間違いありません。
他社と比較して自分の会社がブラック企業だと思った時の対処法は3つあります
ブラック企業を辞めたいと思うだけでが何も変わりません。
ツライ現状を変える為には行動が必要で、3つの選択肢から自分の行動を選択しましょう。
- 転機が来るまで我慢して働き続ける
- ブラック企業で搾取され続ける前に退職する
- ブラック企業でスキルと実績を身に付けて転職する
転機が来るまで我慢して働き続ける
ほとんどの人が無意識にこの選択をしています。
しかし、転機を待っているだけでは現状は変化しません。
自分から変化を起こすための行動を取らなければいつまでも我慢し続けるだけです。
私自身も、ブラック企業で働いているときは転機を待って働いていましたが、限界が訪れました。
会社は年末年始の連休に入りましたが、自分は仕事が終わらずに年末年始も仕事をしなければならない状況でした。
我慢の限界が訪れ、年始に無断欠勤してしまうことになりました。
詳細はこちらで紹介しています。
ブラック企業を無断欠勤したらどうなるのか?実体験と再出社までの心境と行動を赤裸々公開
待っているだけでは何も変わらずに、自分が潰れるだけだと実感したので転職活動を本格的に始めるキッカケになりました。
ブラック企業で搾取され続ける前に退職する
ブラック企業で働いていても搾取され続けるだけです。
私自身も、搾取されて自分が潰れてしまいそうになっていました。
このままでは将来絶対に不幸になると確信したため、退職を決意しました。
退職を決意しても、家族を養う為に転職先を見つけてから退職しようと思い、働きながら転職活動を始めることにしました。
ブラック企業でスキルと実績を身に付けて転職する
ブラック企業ではたらいていたことでマイナスになることは多いですが、逆手に取れば長時間残業の中で身に付けられたスキルもありました。
会社に搾取されるだけではなく、ブラック企業で少しでもスキルと実績を身に付けて転職するための武器にしていくべきだと感じました。
これは、転職活動を始めてから思い始めたことです。
ブラック企業で働いている人は、会社に搾取されるだけではなく、スキルや実績を身に付けることに着目すればブラック企業での経験を武器に転職することも出来ます。
ブラック企業でも転職活動は可能です。
ブラック企業で勤めていた経験が役に立ったと思うことが転職してから多々あります。
退職出来たから思える話ですが、むしろブラック企業に勤めていて良かったと思うくらいです。
ブラック企業で働いていて絶望している方もいるかと思いますが、転職すれば間違いなく今の経験が活かせます。
忙しい人ほど転職サポートを活用して転職活動を進めるべき
そもそも忙しくて転職活動が出来ないと言う人には転職エージェントを利用することをお勧めします。
忙しくて転職活動が全く出来ないと言う人でも、転職エージェントに協力して貰えば転職活動を半自動化できます。
自分の時間を費やさなくても、転職活動が前に進んでいくと言うことです。
仕事で忙しくても転職活動を継続するために転職サービスを使用すべし
転職サイトを使用するのも良いのですが、忙しい中で転職活動をしているとどうしても転職活動がストップしてしまいます。
仕事が忙しくて、毎日仕事に追われていたら当然ですよね。
毎日帰宅が遅いのに、その後に転職活動をするなんてとても大変です。
実際の私の転職事例はこちらで紹介しています。
転職サイトの応募手順を画像付きで紹介【高卒工場勤務の私の転職時の事例】
ブラック企業勤務で転職活動で評価されるポイント
ブラック企業で働いているとプラスに評価されることもあります。
プラス評価されることを最大限に活用しましょう。
20年前は日本中はブラック企業であふれていました。
今はホワイトな体質の企業も昔はブラックだった為、意外とブラック企業経験のある人は『自分達と同じ経験をしてきている』と評価されやすいのです。
日本企業が本当にブラックだと感じてしまいますね。。
それではブラックでの経験で転職時に活かせるポイントを紹介していきます。
厳しい環境で身に付けた忍耐力
ブラック企業で働いた経験がある人ならわかると思いますが、そもそも忍耐力が無ければブラック企業では1週間も働くことは出来ないでしょう。
1年以上ブラック企業で働いていれば間違いなく忍耐力に磨きがかかるはずです。
人間関係に対してもブラック企業では、嫌味を言われるのは当たり前。
ひどいところでは、罵声を浴びさせられたり怒鳴られることもあるでしょう。
ブラック企業から転職することが全ての悩みが解決できるわけではない
転職すればそんなことはもう無くなる!と思うかもしれませんが、無くなることは恐らく無いと思います。
間違いなく今よりは頻度は減りますが、社内、もしくはお客さんからは怒鳴られたり、嫌味を言われることはあるはずです。
しかし、毎日のように罵声や怒鳴り声を聞いていたあなたならそんなことでは動じなくなっているでしょう。
嫌味を言われることもしばしばあるでしょうが特に気にならないと思います。
それは自分自身が強い忍耐力を身に付けているからです。
世の中生きていくにはどうしても嫌なことがありますがそれに耐えられる忍耐力をブラック企業で働くなかで身に付けているのですから自身を持って生きていきましょう。
一人で問題に取り組む問題解決力【ブラック企業で身に問題解決力を活かそう】
私の働いていた企業では、新人の頃からミスやトラブルがあった際は、上司が協力してくれなかったので自分一人で対応しなければなりませんでした。
問題解決する為には、まずどう言った問題が起きたかを把握する。
その後に解決案を考えて実行する。
問題解決後、何故問題が発生したのか原因を特定し再発防止を行う。
この問題解決のプロセスを身に付けることが出来たのはとても貴重な財産でした。
ブラック企業で苦労した経験は転職してからの仕事でも活かせます
ブラック企業のような莫大な量の仕事を抱えた職場では自分でどのように仕事を進めるかを考えた上で仕事に取り組まなければ、仕事を決められた納期で仕事を終わらせることがとても困難です。
自分で考えて仕事をして、問題が起きたときは自分の力で解決する。
この問題解決力や自分で考える地頭力は、自分でやらなければならない!と言う環境の中でしか身に付けることは出来ません。
問題に直面した時にどう対応するかは、転職時の面接でも聞かれることが多いので自信を持ちましょう。
最後まで仕事に取り組む強い責任感【ブラック企業で身に付けた責任感を活かそう】
仕事が終わって家に帰ってからや、休日でも仕事の件で会社から連絡が入る方も多いと思います。
私自身も実際に同じ思いをしていました。
たまには早く仕事を終わらせて帰ると嫌がらせのように上司から仕事の確認の電話が来たり、休日であれば、今日は会社来ないのか?などの連絡がよくありました。
そのような状況が頻繁にあると、自分の仕事が完璧だったか?
連絡事項はしっかり共有しているか等の確認を徹底するようになります。
プライベートな時間を確保するためには必然的に仕事に責任感を持って取り組み、仕事をきっちり完結させなければなりません。
ブラック企業で耐えられれば転職先の仕事も耐えることが出来るはず!
ブラック企業で働く上では、個人に責任を押し付けられていると言うことになります。
働いているうちは理不尽で耐え切れないですが、転職時、転職後はとても大きな自分の武器になります。
実際私は転職後、周りの同僚や、上司から『責任感が強い』と評価されることがありますが、転職前に比べれば特に大きなプレッシャーを感じずに仕事をこなすことが出来ています。
少しくらいのことでは揺るがない精神力【ブラック企業で身に付けたタフさを活かそう】
ブラック企業で働いていると本当に毎日嫌な思いをさせられます。
仕事でのミスや、上司の嫌味、終わりの見えない仕事、残業や休日出勤でやる気の低下・・・
毎日なので少しずつは慣れて行きますが、慣れというよりは麻痺に近いかもしれません。
日々極度のストレスにさらされて生きていると転職したあとは仕事の中でほとんどストレスを感じなくなります。
私の場合だと、職場に慣れるまでは人間関係の形成や、仕事を覚えたり生活リズムの変化などで多少のストレスは感じますが
慣れてくるとほとんどストレスを感じなくなりました。
それでも職場の同僚や、上司は仕事の不満をよく口にしています。
私は全然不満に思うことは無かったので、ブラック企業で働く日々の中でかなりストレス耐性が付いていたのだと自覚しました。
ブラック企業で身に付けた経験を面接時に『そんなに仕事に打ち込める若者は珍しい!』と評価されました
上記のブラック企業の経験を転職の面接試験でアピールした結果、『そんなに仕事に打ち込める若者は珍しい!』と言われました。
ブラック企業なので、仕事に打ち込んでいたと言うよりは追い込まれていただけです。
それでも、仕事に取り組んで来た結果を真っ当に評価して頂いたことに対して『ブラック企業で働いて良かったのかも?』と思うことが出来ました。
ブラック企業の経験は転職時にムダにはならない!
ブラック企業の中では結果を出さなければ評価はされずに、常にプレッシャーを抱えて仕事をしていました。
しかし、会社から一歩出れば仕事に取り組む姿勢が評価されるのです。
特別なスキルは身に付けていなくても、ブラック企業で経験した仕事に取り組む姿勢が転職では役に立つのです。
ブラック企業で働きながら転職活動をする時間がない人は転職エージェントが希望通りの転職が出来るようサポートしてくれます。
ブラック企業で働いていると、自分の時間が確保できずに転職活動が思うように進まないと思います。
ハローワークは平日しかやっていないし、転職サイトで求人を探していても希望の求人が見つからないと言うことはよくあります。
そのような方は、転職エージェントを利用すれば自分の希望に合う求人を探してくれるので時間が無くても転職活動が出来ます。
履歴書や職務経歴書も、自分で一から作ると時間がかかってしまいますが転職エージェントが書類の作成サポートをしてくれるので短時間で応募書類を作ることができます。
転職エージェントはリクルートエージェント
に登録しておけばOKです。
複数利用することのメリットはありますが、時間が無い人は複数登録するだけで時間が無くなってしまいます。
まずはリクルートエージェント
に登録して転職活動をスタートしなければ、ブラック企業から脱却することがいつまでたっても出来ません。
行動せずに転職したいと思うだけでは現状は打破できないのでまずは行動してみましょう。
転職先が決まってもブラック企業を退職出来ない人は退職代行サービスを利用すれば100%退職できます
ブラック企業は優秀な人財を流出させない為に退職の意思を伝えると圧力をかけて辞めさせないようにしてくる場合が多くあります。
私自身もブラック企業を退職するのにとても苦労しました。
上司に退職の意思を伝えても全くアクションが無かったので私は社長に直接退職の意思を伝えに行きました。
かなり難航しながらもなんとかブラック企業を退職することが出来ました。
いくらブラック企業でも、上司を通り越して社長に直談判しに行く人は少ないと思います。
転職先が決まっていて、開き直っていたので強引な行動を起こすことが出来ました。
しかし、辞めるまでの期間は毎日ストレスだらけで本当に大変でした。。
ブラック企業に退職の意思を伝えることが出来ないと思う方はガーディアンと言う退職代行サービスを利用することも視野に入れて下さい。
退職代行と言うサービスを少し怪しいと思う方もいるかと思いますが、ガーディアンは数ある退職代行サービスの中で唯一労働組合が運営しているサービスです。
労働組合は労働者を守ってくれる存在です。
退職率100%で、会社から裁判を起こされることも無いので個人の力でどうにもならない人は退職代行を使うことも考えてみてください。
まずは自分で退職を意思を伝えて、トラブルになりそうだったら退職代行を使うと言う選択をすればいいかと思います。
ブラック企業で心身共に潰れる前に退職の判断をして欲しい!
ブラック企業で働いていると、心身共に過酷な状況に追い込まれていきます。
長時間残業による睡眠不足や、過度なストレスは健康に害を及ぼします。
また、長時間残業が慢性的になることで『これが当たり前』と思い早く変えようとする気がなくなり悪循環に陥ります。
多忙な日々の中では転職活動をしたくても出来なくなります。
転職活動が出来るうちに、動き出さなければ心身共に病気になって転職活動が出来なくなるリスクがあります。
最悪の場合はうつ病になり、働くことすら出来なくなることも充分あり得ます。
ブラック企業のせいでうつ病になっても、ブラック企業はあなたのことを守ることはせず、逆に見捨てられることになりえます。
まとめ
私自身ブラック企業で働いた中で身に付けた経験と活かせている経験について紹介しました。
ブラック企業で働いていたときは毎日が本当に苦痛でした。
しかし、その中でしか経験できないこと、身に付けることが出来ないことは多くあるのだと後から気付くことが出来ました。
当時は辞めたい!辞めたい!と思いながら耐え忍んでいましたが、今となっては、本当に貴重な経験が出来たと感謝しているくらいです。
仕事が辛く、転職を考えている方で自分には何も長所や活かせることが無いと思っている方もいるかもしれませんが、過酷な仕事の中では必ず辛い思いをしている以上のことを身に付けられるはずです。
ブラック企業で身に付けたことに自身を持って生きていきましょう。
今すぐ退職しなくても転職活動は今すぐ始めるべき
今の仕事を辞めるのに踏み出せなくても、辞めたい意思があるなら転職活動はスタートしておきましょう。
転職先が決まってしまえば、退職に踏み出すハードルも格段に低くなります。
初めての転職にオススメサービス
最初から複数の転職サービスを登録する必要は無いので、まずはどれか一つに絞って利用してみましょう。
転職サービスを利用することが目的ではありません。
転職を成功させることが目的です。
転職に失敗したくなかったら転職サービスを利用しよう
仕事で忙しい人ほど、転職活動に使える時間は短くなります。
ブラック企業勤務で転職したいと思っても、転職活動をしなければいつまでもブラック企業から逃げることは出来ません。
一刻も早くブラック企業から逃げる為にも、転職活動を今すぐ始めて下さい。
私自身も転職して、自分の時間と収入を増やすことが出来ました。
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【重要】今すぐ転職活動を始めなければ自分の未来は変わりません
今すぐ転職エージェントに登録せずに、求人だけをネットで探してもなかなかいい求人はすぐには見つかりません。
なおかつ、ネット上では見つけることのできない非公開求人で希望している転職先が求人を出しているかもしれません。
転職のチャンスを失わないためにも、今すぐ転職エージェントを利用してください。
自分の希望条件以外の応募できる求人を紹介してくれることもあります。
もしも、現時点では希望している求人に応募出来る経歴がなかったとしたら、何を補うべきかもエージェントがアドバイスしてくれます。
自分に足りないものを明確化してスキルアップに取り組まなければ、いつまでも転職出来ない日々が続くことになります。
自分の将来のためにも今すぐエージェント登録をして後悔の内容にしていただきたいです。
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