転職サイトや転職エージェントが数多く存在する中でもハローワークを利用するメリットはあります。
地方の老舗企業で働きたい人は、ハローワークで探すべきです。
しかし、ITやWEB関係の仕事はハローワークでは見つかりません。
私も過去にハローワークを利用して転職経験があります。
ハローワークの特徴と利用方法について紹介していきます。
ハローワークのメリット
ハローワークの最大のメリットは公共事業の為、安心して利用できることです。
求職者も安心、無料で利用できますが、採用企業も無料で利用できます。
地域密着型の老舗企業は今でもハローワークで求人募集しています。
ハローワークは平日しか利用出来ない?
ハローワークは基本的には平日の昼間しか営業していません。
土日に営業しているハローワークもありますが、全てのハローワークが土日に営業しているわけではありません。
ほとんどの人が平日の昼間に仕事をしているにも関わらず、平日の昼間にしかやっていないと言うことは仕事をしながらハローワークに行く為には、仕事を休む必要があります。
ブラック企業で有給すらとれないと言う人にはハローワークに行くことすら不可能で、ハローワークに通うなんて絶望的と言う人もいるでしょう。
私自身も前回転職時は有給が取れなかったのでハローワークへ通うだけで苦労しました。
初めてハローワークへ行って求職者登録をしたのは、年末年始の連休返上で仕事をしたことが決めてとなりました。
年始初日の仕事を無断欠勤してハローワークに行って求職者登録をしました。
その後にハローワークに通っていたときは、妻が体調不良で病院に連れていってから出社しますと嘘をついて午前中にハローワークへいって遅れて会社に行ったりしていました。
結婚している人は、私と同じ手段を使ってください。家族の通院で文句を言うような会社はあまり無いはずです。
通院で一日休む日が続くと、周囲から『本当に通院?』と疑問を持たれるので、あくまで遅刻しても会社に行くようにしましょう。
ハローワークのハードルを下げよう
ハローワークの利用の仕方や、雰囲気などを知っておくと不安が無くなり、精神的なハードルは低くなります。
知っていることに挑戦するよりも、知らないことに挑戦することのほうがハードルは高くなってしまうのです。
求職者登録とは?
ハローワークを利用する為には求職者登録が必要になります。
どういったものかと言うと、現在の仕事、求職理由、希望職種などを記入するだけです。
求職者登録が完了すると、ハローワークに行かなければ見られない非公開求人案件も見ることが出来ます。おそらく皆さんハローワークの求人をネット検索してから行くと思いますが、ネット上に公開されていない求人がハローワークに行かないと見るようになるのです。
ネットで求人を見ていい案件があれば初めてハローワークに行くと言う方のほうが多いのですが、求職者登録をしてハローワークに行かなければ、ハローワークを最大限に利用することは出来ないのです。
平日に来れない方の為に土日やっているハローワークもあります
ハローワークは基本的に平日の昼間だけですが、場所によっては土曜日もやっているところがあります。
平日に仕事でいけない人向けにやっているのですが、めちゃくちゃ混雑していて絶望的です。
仕事が忙しくて続けるのが困難で転職先を見つけてから辞めたいと考えて土日にハローワークに行くと、待ち時間で休日が潰れてしまい、本当に絶望しかありません。
ハローワークの相談員の雰囲気
良い求人があれば転職したいと軽く考えている人がハローワークへ行ってもハローワークの相談員はあまり丁寧に対応してくれないこともあります。
ハローワークは基本的に転職支援をすると言うよりは、求職支援をすると言う表現が正しいかと思います。
意味合いは似ているのですが、既に働いている人よりも、現在働いていない人の就職を支援するのが優先になっています。
正直言って、転職しようかどうか悩んでるくらいで行くと、ちょっと場違いな雰囲気を感じてしまいます。
ハローワークで転職した体験談
ハローワークで求職登録後、6か月で転職しました。
求職登録するメリットは、自分の職歴と希望条件からハローワークの相談員がマッチする仕事を紹介してくれます。
転職エージェント登録と同じと思ってください。
ハローワークの非公開求人の閲覧や紹介をうけることも可能になります。
私は求職登録後から求人をチェックしていましたが、良い求人が見つかりませんでした。
ハローワークに3回通いましたが、良い求人が無いのでハローワークのWEBサイトで求人をチェックするようになりました。
ブラック企業に勤めながらハローワークに通う為に、『妻が体調悪いので、病院に連れて行ってから出社します』とウソの理由でハローワークに通っていました。
応募したいと思う求人が見つかったので、ハローワークへ行き、応募したいと伝えました。
ハローワークから応募先に電話してもらい、書類選考として履歴書と職務経歴書を送付するよう指示がありました。
ハローワークからは、履歴書と職務経歴書の書き方が紹介されている冊子を貰いました。
貰った冊子だけでは、どのように職務経歴書を作成すれば良いのかわからなかったので、リクナビネクストを見ながら職務経歴書を作成しました。
応募書類は自分で企業へ郵送しました。
面接日も自分で応募企業と連絡を取って日時を決めました。
採用結果についても、企業から直接電話で連絡がありました。
ハローワークを使って転職した感想としては、自分でやることが多くて正直大変でした。
初めての転職なら、転職エージェントを利用し、もっと綿密なサービスを受けたかったというのが感想です。
まとめ【転職活動をハローワークだけに頼るのは効率が悪い】
ハローワークを最大限に利用する為には、会社を休んで混雑しているハローワークに行き、長いときは1時間以上待たされた後にパソコンで求人を探す必要があるのです。正直言って効率的では有りません。
インターネットで応募したい求人があったとしても、ハローワーク経由で応募しなければならないので一度はローワークへ行く必要があるのです。
ハローワークよりも効率の良い転職活動の紹介は下記の記事にまとめてあるので是非とも参考にしてください。