何故転職について考えが対極するのでしょうか?
考え方の切り口によって答えがことなるからです。
現実には物事全てにポジティブな面とネガティブな面が存在します。
自分自身が転職についてポジティブに捕らえて、他人にポジティブな転職をしたと説明出来れば良いと思っています。
どのようにして転職がポジティブなのかを説明するか紹介していきます。
転職はポジティブなのことか?ネガティブなことか?
営業マンの方との会話だったので『皆さん転職して逃げていくなんて甘いですね』とは言えない事は重々承知していますが、転職と言うのもに対してポジティブな印象を持っている人もいれば、ネガティブな印象を持っている人がいると言うことは紛れも無い事実です。
- 問題を自分で解決出来ない
- 我慢強い人ではない
- 入社前に会社についての情報収集をしなかった
- 給与に見合った生活が出来ていない
- やりたいことを実現させる為に行動した
- 色々な会社での経験が豊富
- 会社が変わっても仕事が出来る能力を持っている
- 仕事に見合った給与の相場を理解している
少し偏った考え方かもしれませんが、転職と言うものに対する印象、イメージはここまでプラスとマイナスで極端に分かれます。
何故転職に関してこのような考え方に差があるのでしょうか?
世代や経歴で転職に対する価値観や印象が全く違う
転職に対してどう思うかは、自分が社会人として初めて働いた職場環境が影響します。
『三つ子の魂百まで』と言われるように、社会で働き始めて3年間居た環境が自分の常識になると思います。
よく職場で耳にする言葉の『俺たちが若い頃はの頃は○○だった』と言うのも、働き始めて3年間の間に言われた言葉で間違いないと思って良いでしょう。
- 俺たちが若い頃は仕事は見て覚えろだった
- 俺たちが若い頃は上司より早く来るのが常識だった
- 俺たちが若い頃は出来なければ怒鳴られるのは当たり前だった
- 俺たちが若い頃は日付けを超えるまで働くのが常識だった
- 俺たちが若い頃は転職は逃げだった
このように、昔の人で離職率が低い職場で働いていた人には『転職は悪』と言う考えがあります。
そして、そう思っている人の下で働いた人も同じような考えをします。
しかし、転職を繰り返した人が社長になったベンチャー企業などでは考え方が違います。
- 複数の会社を経験することでしか見えないものがある
- 自分の働きやすい職場がなければ、自分で生み出すしかない
- 人の常識に捕らわれずに働くことが仕事の成果に繋がる
- 人も社会も多様化すべきと考えている
このような『新しい発想』は受け入れられる人と、受け入れられない人が出てきます。
新勢力には反対勢力が付き物です。
一概に、年代でどっちの考えが多いというのは断言できません。その人がどういう環境で仕事をしてきたかが転職に対する考え方の違いになります。
そして、現段階ではどちらの考え方が正しいと言う定義はありません。
しかし、どう行動するかは自由に選べる時代になったと言うことだけははっきりいえます。
転職理由は必ずポジティブに答える
転職理由はどこにいっても聞かれます。何と答えるか事前に準備しておきましょう。
- 転職したことを友人、知人に伝えたとき
- 転職先での職場での自己紹介
- 通勤時間が変わったことに気付いたご近所さんから挨拶されたとき
- 子供の行事で一緒になったパパ友 など
採用試験でも同じことが言えますが、転職理由は、ポジティブな理由を言えるようにしましょう。
何故かというと、ネガティブな理由を言うと間違いなく相手にマイナスイメージを植えつけることになります。
『色々理由はあるみたいだけど仕事辛くて逃げただけ』
『残業が嫌なんて甘い。休日出勤くらいどこにいってもある』
『そんなことで辞めるなんて次の職場でもまたすぐに辞めるのでは?』
このようにまわりから思われるのは嫌ですよね?
『私はやりたい仕事をして理想の人生を手に入れる為に転職したんだ!!』
このように熱い気持ちを伝えて、相手に『この人はすごい人だ』と思わせるくらいのポジティブな理由を言えるようにしましょう。
ポジティブなことを言うと良いことが起きるようになっています。
言葉には言霊と言う不思議な力が宿っているのです。少しスピリチュアルな話になりますが、私は事実だと実感しています。
ポジティブなことを良い続けると、自分がポジティブな人間になり、ポジティブな行動をします。やがては周りの人もポジティブになり、とても良い環境、良い人間関係で、良い仕事をすることが出来ます。
逆にネガティブなことばかり言っているとどうなると思いますか?
想像がつくと思いますが、ネガティブな人間になり、ネガティブな仕事しか出来ません。
あなたのまわりでも、いつもネガティブな事ばかり言っている人の行動を思い返してみてください。
私は文句ばかりを言って良い仕事をしている人は見たことがありません。
もちろんポジティブなことを言っている人で仕事を出来ない人も見たことがありません。
上手に生きるには転職したほうがいいのか?
転職しなければ上手に生きることが出来ないかと言うとそうではありません。
今の職場で自分の実力が最大限に発揮できているのであればそのまま働くべきです。
転職を世渡りだと思わせるためには、『転職を成功』させなければなりません。
何故なら成功しなければポジティブな印象を持たせることが出来ないからです。
転職を成功させるためには、転職のプロを使うことで成功する確率を上げることが出来ます。
転職のプロについてはこちらの記事で紹介しています。
転職をポジティブにするポイント
- 転職は『逃げ』だとネガティブな印象を持っている人がいる
- 転職は『世渡り』だとポジティブな印象を持っているもいる
- 社会人経験3年で転職に対する考えが決まる
- 転職は自分が望めば充分可能な時代になった
- 転職理由はポジティブに伝える
- 言葉には不思議な力が宿る
- 自分の力が最大限に活かせないのなら転職も考えるべき
転職は、自分の伝え方や相手の受け取り方次第で、プラスにもマイナスにもなる二面性を持っています。
転職を経験した方や、転職を考えている方は、ポジティブな考えを持って自分の人生をポジティブにしていきましょう。