仕事を辞めたいと思っても、何をどう行動に移せば悩みが解決出来るかわからずに不安になることもありますよね。
私自身も退職を3回経験していますが、悩まなかったことはありませんでした。
しかし何もせずに悩んでいるだけでは、自分の不安に思う気持ちが解決することはありません。
まずは退職にむけてどのような行動を起こせばいいのかを理解することで、不安を解消して行動に移すことが出来ます。
退職の悩みを軽減する方法
退職時の悩みを軽減するために一番重要なのは、会社を辞めることの決定権は自分にあることを理解することです。
会社から引き止められても、辞めさせない権利は会社は持っていません。
しかし、会社を辞めること自体は事務的な手続きのみ、法律でも2週間以内に届ければ問題無いと簡単なものではありませんよね。
そんなに簡単に辞めれたら悩みませんよね。。
何故ならば、退職に対して抱く環状が人それぞれ違うからです。
辞めれないのではないか?引き留めを断れないのではないか?上司が退職を認めてくれないのではないだろうか?と言った不安があると思います。
退職者にも感情がありますし、退職を受け入れる会社の上司や同僚にも感情があるので、悩みに繋がります。
退職は悪いことではないのですが、悪く思う人もいます。
この感情は退職後も続くものではない為、一時的な我慢と割り切るしかないと思っています。
私が退職時に悩んだポイント
私が実際に退職をした際に悩んでいたことについて紹介したいと思います。
退職時のよくある悩みだと思いますので、参考にしていただければと思います。
- ブラック企業が退職を認めてくれないのではないだろうか?
- 退職を伝えるのが上司を裏切るようで申し訳ない。。
- 退職を引き止められるのが憂鬱
- 繁忙期なので業務を上手く引き継げるか不安
ブラック企業が退職を認めてくれないのではないだろうか?
ブラック企業で勤務していた際に退職を申し出ても、会社から強引に引き止められてやめれない先輩社員が居たため、自分も辞められないのではないかと不安に思っていました。
案の定退職までの道のりは険しい物でした。。
しかし、転職先が決まっていたので、強引な引き留めにも負けずに退職することが出来ました。
退職を伝えるのが上司を裏切るようで申し訳ない。。
今までお世話になった上司や職場の仲間に退職を伝えるのは申し訳なく思いますよね。
退職=お世話になった人への裏切り という考えは辞めるしかありません。
『お世話になったのに申し訳ございません。』と伝えるのは良いと思いますが、必要以上の罪悪感を感じる必要はありません。
自分の人生は自分で選択しなければならないことを理解しましょう。
退職を引き止められるのが憂鬱
転職先が決まっていて、退職の意志も変わらないのに何度も引き止められると憂鬱になります。
退職の意志は変わらないと言うことを突き通すしかありません。
退職までの2ヵ月ほどの我慢が必要ですが、退職すれば悩みは無くなると思い耐えしのぐしかありません。
繁忙期なので業務を上手く引き継げるか不安
繁忙期に退職する場合は引き継ぎがおもうようにいかずに悩むこともあります。
可能な限りは業務に影響を出ないように誠意を見せるしかありません。
退職の悩みは退職すれば解決できる
退職について悩みは退職後は悩みがなくなります。
当たり前だと思うかもしれませんが、退職出来てしまえば悩みは消えてなくなるのです。
退職までの2か月間は悩むことになるかもしれませんが、期間限定の悩みだと言うことを理解しましょう。
今働いている会社を辞める手順
今働いている会社を辞める為に必要な手順を紹介します。
辞めることに不安を頂いている人は手順がわからずに、悶々としていませんか?
- 上司に退職の意思を伝える
- 退職日を決める
- 業務の引き継ぎをする
- 退職手続きをする
- 会社へ備品を返却する
- 退職日を迎える
上記の手順を踏んでいけば退職することは出来ますが、退職日を決めて、業務を引き継ぎをするまでの手順について不安に思う方が多いと思います。
会社を退職するべきか冷静に考えてみよう
今の会社を放蕩に辞めるべきかを冷静に考え直しておかなければ、上司からの引き止めに心が揺らいでしまいます。
退職はリスクがあるものなので、冷静に考えて判断しましょう。
退職するべきかの判断ポイントは、自分がやりたいことが退職しなければ実現出来ないか?の1点のみです。
もしも、部署移動や上司との業務調整で解決できる問題なのであれば、退職しない方が良い場合もあります。
しかし、口約束のみで部署移動が叶わなかったり、業務調整がされない場合もあるので、冷静な判断が必要です。
転職先を見つけておくと退職の意思が固まる
当たり前のことかもしれませんが、会社を辞めるのに固い意志が必要です。
転職先が決まっていれば、意志が固まるので退職の引きともにも毅然とした対応が出来ます。
退職に不安があるから転職活動が出来ないと言う方もいるかもしれません。
しかし、転職活動をして内定を貰うことが退職の第一歩だと思います。
会社を辞めた後の自身の将来を考える
会社を辞めることによる自分の将来の影響を考えてみましょう。
例えば、転職先が決まっていない状況で退職する場合は生活費の貯蓄が何か月分必要かを考える必要があります。
転職先が決まっていれば、今の会社を辞めて転職したあとの給料やライフスタイルを考えてみましょう。
今の会社で働き続けた場合に10年後にはどうなっているのでしょうか?
残業が多く、疲労困憊が続くことが予想されるのであれば、転職を考えた方がいいのではないかと思います。
円満退職を目的にしなくても良い
円満退職は準備が周到でなければ実現できません。
引き留めに対する準備や、業務の引継ぎなど、やることは沢山あります。
しかし、何をしなければならないかを理解して少しずつ準備を進めていけば円満退職することは難しいことではありません。
一つ言えることは、転職先と転職時期が決まっている場合は、無理に円満退職を心掛けなくても良いと思っています。
円満退職出来ないことの原因は会社にもあるからです。
あなた一人が努力しても円満退職が叶わないことがあることを理解しましょう。
退職時トラブルの注意するポイント
気持ちよく円満退職と言えなくても、退職出来れば結果オーライですがトラブルは避けたいですよね。
退職時にトラブルが発生しない為に、注意するポイントを紹介します。
就業規則を確認しよう
就業規則で退職までの期間が決まっている会社もあります。
退職は2週間前に申し出れば問題ないと言う法律がありますが、トラブルを避けるためには就業規則を確認しておくことが必要です。
就業規則を守らなくても退職することは可能ですが、上司や人事から良く思われません。
可能であれば、就業規則に記載されている期間を守りましょう。
就業規則がわからない人は、2ヵ月前に申し出ておけば問題ないでしょう。
辞める時期は繁忙期を避ける
退職のタイミングですが、出来れば繁忙期は避けましょう。
しかし、転職先が決まってから退職しようとしていると繫忙期と退職のタイミングが重なってしまうことがあります。
私も繫忙期に退職した経験がありますが、繫忙期だからと言って退職出来ないと言うことはありません。
しかし、繫忙期なのでもう少し先に退職出来ないか?と言う引き留めがある為、避けてた方がいいでしょう。
引き継ぎの場は複数回もうける
退職日が確定したら引き継ぎの準備をしましょう。
引き継ぎは辞める直前に全て引き継ごうとすると、『これはどうなっているのでしょうか?』と言う問い合わせがある為、複数回に分けて引き継ぎをしましょう。
不足分を退職までに引き継ぐためには、引き継ぎはめんどうでも、複数回やるべきです。
自分しか出来ない仕事をつくらない
自分しかわからない仕事をやっている人は引き継ぎが難航します。
退職を意識し始めた時点で、自分しか出来ない業務が増えないように職場で情報共有を意識しましょう。
引き留めに感情的に対応しない
退職の引き止めに対しては感情的になるとトラブルの原因になります。
退職を引き止めようと、上司が感情的になることも考えられます。
上司が感情的になっても冷静に対処し、感情を逆なでするような言動は避けましょう。
上司が感情的になってしまった場合は無理に話を進めず、違う機会に反し合いの場を求めることを提案しましょう。
ブラック企業を辞める時の注意点
強引な引き留めに合い、退職を認めてくれない場合や、希望の退職日に辞めさせてくれないブラック企業もあります。
退職の決定権は自分にある為、強引な退職妨害にあった場合は退職代行サービスを利用するのがオススメです。
違法な引き留めに対し、ハローワークや労基署に介入してもらうことも可能ですが、手間と時間がかかります。
退職代行サービスなら2万円程度のお金はかかりますが、手間と時間をかけずに退職することが出来ます。
退職代行サービスの利用方法については下記の記事を参考にしてみて下さい。
残業が多いのが嫌で転職するのは逃げではない【月40時間以上の残業なら充分な退職理由です】
ホワイト企業に転職する方法
転職は情報収集が成功のカギとなります。
転職で失敗する人は『こんなはずじゃなかった。。』と転職後に給料、労働時間、環境や仕事内容に対しての理想と現実のギャップがあることが原因になっています。
それではどうやって転職先の情報収集をするのかを紹介していきます。
- 転職口コミサイトを使用する
- 知人から転職先の勤務実態を聞く
- 面接時に労働環境について質問をする
転職口コミサイトを使用する
転職口コミサイトを使用することで、詳細な情報を手にすることが出来ます。
しかし、全ての情報が正しいという保証がないので弱点です。
そして、企業規模が小さい場合は口コミが無いこともあります。
全ての情報が集まることはありませんが、転職先の情報収集には必須だと思います。
同業企業や、グループ企業の口コミを調べることでグループや業界の特徴について調べることもできます。
知人から転職先の勤務実態を聞く
知人から転職先の情報を聞くことが出来ればベストだと思います。
労働環境、人間関係、残業時間の詳細、仕事内容の詳細については、直接働いている人の情報ほど信憑性のあるものはありません。
面接時に労働環境について質問をする
面接の目的は選考だけではありません。労働条件が希望とマッチしているかを確認する場でもあります。
ホワイト企業か見極めるためには面接の場を有効活用しましょう。
まとめ
退職したいのに辞めれないと悩みをか抱える必要はありません。
辞めるための手順や注意点を理解した上で行動を起こせば絶対に退職することは可能です。
悩んでいるだけでは何も変わりませんが、行動を起こすことで現状を打破することができます。
最後にどんな悩みにも共通する解決方法について、重要なことを紹介します。
ファクトをつかみ、ToDoを知れば悩みの9割は解決します。
出典:精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト