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退職方法

上司が退職願いを受け取ってくれない時の対策を紹介【私の二度の退職経験も紹介】

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退職したいと言うことを上司に話しをしていざ退職願いを出そうとすると、退職願いを受け取ってもらえないと言うことは実際によくあることです。

私が働いていたブラック企業でも、退職する人が退職願いを上司に提出しようとしたところ、上司が退職願いを受理しないということがありました。

 

 

実際に、私自身も同じように退職願いを上司に提出しようとしたところ、上司が退職願いを受理せずに付き返して来たという苦い経験もしております。(詳細はこちら

 

私は二度の転職経験と二度の退職経験があります。

二社目にはブラック企業ではありませんでしたが、退職の意思を伝えた際に一度考え直してほしいと、すぐには退職の意思を受け止めてくれませんでした。

 

どういった理由があって上司は退職願いを受理しないのでしょうか?

また、どうすれば上司が退職願いを受理してくれるかをまとめてみます。

退職願いを受理しないのは何故?

上司が退職願いを受理しない理由はいくつかあります。

大きく分けると3つになります。

上司が退職願いを受理しない理由

  • 退職願いを受理してしまうと退職の意思を受け入れた自分に責任があることを恐れる
  • 自分が退職願いを受理いいものなのか判断できない
  • 退職願を受理しないことで強引に引き止めようとしている

退職願いを受理すると退職願いを受け入れたことになると思っている

退職願いを出されることに慣れている人は少ないので、上司と言えども部下の突然の申し入れに困惑してしまいます。

ここで退職願いを受理することで、上司は責任追及されることを恐れて退職願い受理しないことが多いです。

上司は自分の保身の為に悪あがきをするのです。

 

退職願いを受理しなければ解決出来る問題ではないことはわかっているので、考える時間が欲しいのことも一つの理由です。

上司が更に上位に相談することもあるでしょうし、周りを使って引き止めを行うこともあるでしょう。

辞めさせないと言うわけではなくても、引き止める時間が欲しいときにすぐに退職願いを受理しないと言うことになります。

退職願いを自分が受理していいか判断できない

上司だけれど権限が無い、もしくは部下から退職願いを出されたのが初めての上司の場合だと、

『私に渡されても困る!』と言うようなことを言われて退職願いを受理しないこともあります。

実際のところ、会社を辞めるまでのルールが明確化されていない会社もあるので

退職願いを出す側、受理する側もどうして良いかわからずに困惑するケースもあります。

 

退職までの手順が明確に決まっていない企業は職場内で過去に辞めた方が居ればその時と同じような手続きを行うことが、無難な辞める手順となります。

職場内で辞める人が居る場合は、どうやって辞めていくかを注意して見ておくといいでしょう。

退職願いを受理しないことで強引に引き止めようとしている

ごくまれにあるのですが、退職願いを受理することを断固拒否する上司も居ます。

私の上司はこのパターンでした。

退職願いをどうにかして受理しないように言いくるめて来ます。

 

ここで言いくるめられてしまうと後で面倒なことになります。

どうにか負けないようにしましょう。

 

私は言いくるめられてしまい、退職願いを後で受理すると言われました。

しかし、会社を辞める2ヶ月前に辞める意思を伝えたのにも関わらず、辞めるまであと1ヶ月をきっても音沙汰がありませんでした。

再度上司に話しをすると、退職願いを受理していないからそんな話しは知らないといわれました。

 

ここから辞めるのにとても苦労したので、最初の時点でしっかり退職願いをしっかり提出すべきだったと思いました。

退職願いを受理されない時の対策

上司の意図がわかっていれば対策を打つのも難しいことではありません。

上司の都合で退職願い受理しないケースもあれば、上司があなたのことを思って引き止めるために退職願いを受理しないケースがあります。

いずれにせよ、あなたが退職する意思がかたまっているのであれば、会社を辞める為の障害でしかありません。

相手の出方を見ながら対策を打っていきましょう。

一回目は今後の関係性を考えて退職願いを強引に渡そうとしない

初めて辞める意思を伝える際は、上司も困惑してしまいます。

最初から退職届けを提出しようとすると、困惑して受理されないことが多いです。

 

強引に退職届を提出するのではなく、上司にも一度考える時間を与えましょう。

上司はあなたが辞めた後も同じ職場で働き続けるので色々考えることがあります。

 

今までお世話になった上司と出来るだけスムーズに話を進める為に少しだけ時間をかけて話しを進めていきましょう。

 

上司が普通の人であれば数日の間に何らかのアクションがあるはずです。

(ブラック企業に普通の上司は存在しませんが。。)

上司のアクションを待って、再度話す機会があったときに退職願いを提出するようにしましょう。

何のアクションもない時は5日以内にもう一度自分から上司に話しをしましょう。

時間が経つと私のように話しがこじれてくるので、上司に必要以上に時間を与えないようにしましょう。

直属の上司が退職願い受け取ってくれない場合は、更に上の上司に退職願いを提出する

もしもあなたの上司が悪質な対応に出て、退職願いを受理されないときは、更にの上のポジションの人間に退職願いを提出してください。

もしくは、人事部がある会社であれば人事部に退職願いを提出するのも一つの手段です。

しかし、最初から人事に退職願いを提出すると話しがこじれます。

 

『上司が何も聞いていないのに何故人事に退職願いが届いているのだ?』と言う事態になりかねません。

上司が退職願いを受理してくれない場合のみ、人事部に退職願いを提出するように注意してください。

 

自分の直属に上司に退職願いを提出しようとしたが、退職願いを受理してくれなかったので

人事部で退職願いを受け取って欲しいと伝えれば受理されます。

 

私の場合は、小さい会社に勤めていたので、私の上司の上の人間と言うのは社長でした。

 

私は直々に社長の元へ退職願いを提出に行きましたが、社長も受理しませんでした。

 

社長はかなりの強敵でした。

社長と話をしている途中に強引に話を打ち切られて、その場から逃げられたこともあります。

しかし、なんとか退職願いを会社を辞める前日に受理してもらうことが出来ました。

退職願い提出時に、引き止めにくい理由を準備しておく

嘘も方便と言うように、なかなか辞めさせてもらえない場合は引き止めにくい理由を考えておくのも一つの手段です。

『親が病気で介護が必要』、『親の自営業を手伝う』、『家の都合で田舎の実家に帰る』など、家の都合はなかなか引き止めにくい理由です。

嘘でこのようなことを言うのはあまりお勧めできませんが、どうしても辞められない時は使ってみると意外に効果的です。

この他で無難な理由は『やりたい仕事があり、転職先が決まった』というのもあります。

やりたいことがあると言うのはなかなか引き止められにくい理由です。

しかし、『今じゃなくても良いのではないか?』と言うように引き止められることもあるので、今行動しなければならない理由も考えておくといいでしょう。

【最終手段】郵送で退職届けを送る

これは本当の最終手段です。

会社側が退職願いを受理してくれない場合は、強引に辞めたいは退職願いでは無く、退職届けを提出することで強い意志を伝えることが出来ます。

退職願いと退職届は別物?

  • 退職願は会社対して仕立てに出る印象を与える
  • 退職届は会社に対して退職を届け出る

簡単にこのような違いが有ると言われていますが、どちらも辞める意思を伝えることには変わりはありません。

法律上では、辞める意思を伝えた2週間後には会社を辞めれるようになっています。

会社は拒否することが出来ないので、退職願いでも退職届でも同じです。

 

会社側と対面で退職交渉をしたくない時は、郵送で退職届けを会社に送りつければ2週間後には会社の意思は関係なく辞めることができるのです。

実際は、このような強引に辞めることはあまりお勧めできません。

出来れば会社を辞める際はしっかり話しをしたうえで、退職願いを提出して円満退社が理想です。

 

 

しかし、そんなに世の中上手くいかないこともあります。

『そんなのはわかっているけどどうしても会社が辞めさせてくれない』と言う方は、退職届けを会社に郵送しましょう。

 

会社とのトラブルが不安で強引な手段を選ぶことが出来ない方へアドバイス

会社の意思を無視して辞めることで損害賠償請求などが無いか心配な方もいるかと思いますが、心配する必要はありません。

従業員がやめることで会社に大きな損失を与える場合は実際に損害賠償を請求されることもあるようですが、芸能人でもない限りそのようなことは無いので安心してください。

もしも一人で会社に退職届けを提出して強引に辞めて行くのに不安を感じる人は退職代行と言うサービスを使うことをおススメします。

退職代行サービスとは?

退職時に、会社と退職希望者の仲介をしてくれるサービスです。

 

上司も働き手も多様化している現代社会らしいサービスだと思います。

 

本来仕事を辞める際は、本人が上司に直接伝えます。

退職日を決定し、引継ぎを行ってから会社を去るのが通常の辞め方です。

しかし、このような辞め方をさせてくれないケースが圧倒的に多いです。

 

私自身も、退職届けを突き返された経験があります。(詳しくはこちらで紹介しています)

 

退職代行サービスをお願いすれば、確実に会社を辞めることが出来ます。

 

ブラック企業を辞める際に、会社とのトラブルになることを恐れる人も多いですが、そのようなトラブル解決にも仲介に入ってもらえます。

『会社が損害賠償を払えと言ってくる』『契約違反だ』などと言って会社を辞めさせないブラック企業が存在する今の時代では本当に心強いサービスだと思います。

 

私はブラック企業を強引に辞めることが出来ました。

 

退職するまでは『本当にこの会社を辞めることができるのだろうか?』と思っていました。

ブラック企業で勤務している人にしかわからない感覚だと思いますが、ブラック企業では会社を辞めることはとても難しいことなのです。

 

私自身が会社を辞める際にこのサービスがあれば是非とも使用したかったです。

 

退職代行費として5万を払わなくてはなりませんが、退職交渉をする時間と精神的負担を考えたらかなり安いです。

 

私がブラック企業を辞める際は『ボーナス全額返しても良いから辞めさせてほしい』と言ったこともありましたので、ボーナス全額に比べれば安いものだと思います。(実際に返すことはありませんでした。)

 

退職代行サービスは退職代行ガーディアンと言う退職代行サービスがオススメです。ガーディアンの特徴は労働組合が運営していると言うことです。労働者を守ってくれる視点でサポートを受けることができます。

 

退職の意思を自分で伝えても上司がわかってくれないときの本当の最終手段があると言うことをわかっているだけでも心強いですよね。

ブラック企業を退職するときに、私のように悩む必要がなくなったというのはとても羨ましい限りです。

 

まとめ

  • 退職願いを受理しないのは何故?
  • 退職願いを受理されない時の対策
  • 理想は円満退職だが、あくまで理想
  • 退職願いを受け取ってもらえない時の対策

あなたもブラック企業で消耗せずに、幸せに働けるよう願っています。

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